肥満の原因になる
運動はカロリー消費に効果的であり、体脂肪の燃焼のために欠かせません。余分な脂肪をため込むことは体の代謝を低下させ、血行障害を引き起こします。普段から運動をすることで基礎代謝も上がり、将来肥満になりにくい体質になります。
生活習慣病にかかりやすくなる
運動不足に最も密接にかかわる病気は、生活習慣病です。「生活習慣病」と一口に言ってもさまざまな種類があり、動脈硬化、高血圧、心臓病など、特に血液に関する病気が多くなります。 慢性的な運動不足は血行を悪くし、体の中に老廃物がたまって疲れやストレスを感じやすくなりますが、この状態が長く続くことで生活習慣病のリスクも徐々に高まっていきます。
うつ病やその他の精神疾患のリスクを高める
運動不足だと体の免疫力が落ちるだけでなく、心の病への影響も出てきます。 運動不足は自律神経系の働きを抑えてしまい、体のホルモンバランスを大きく乱し、気持ちが非常に不安定になります。 精神疾患の療法としても運動が取り入れられるなど、運動は精神面にも大きなかかわりを持っています。運動は人とのコミュニケーションを行うのにも最適ですし、心の健康に不可欠と言えるでしょう。